開催期間:平成30年
秋:
11月
10日(土)
~ 18日(日)
拝観時間:10:00~16:00
拝観料:800円
日本最古の巡礼所三十三寺院で構成する「西国三十三所」は2018年に草創1300年を迎えることを記念して、「西国三十三所草創1300年記念事業」と題し、2016年から2020年までの5年間にわたり、歴史的な行事を展開しています。
第十八番札所六角堂では、2018年度の記念行事として、通常は非公開の本堂内陣と、初公開2体を含む仏像の特別拝観を行います。
特別拝観の内容
六角堂 本堂 内陣拝観
本堂内を特別公開します。
重要文化財 毘沙門天立像
本堂内で間近に拝観することができます。
本尊前立 伝弘法大師作
如意輪観音鞘仏(秘仏)
弘法大師作と伝わる、本尊を体内に納めることができる鞘仏(さやぼとけ)。像背後に納入することのできる蓋の付いた空間がある。 本尊前立であるが宮殿内に納められ秘仏である。
本尊前立 伝建礼門院徳子寄進
如意輪観音像(秘仏)
建礼門院徳子(平徳子)が治承2(1178)年6月27日に安産祈願として寄進した像であると伝わる。 本尊前立であるが宮殿内に納められ秘仏である。
建礼門院徳子(平徳子)
父、平清盛の政略で承安元(1171)年、高倉天皇に入内し、承安2(1172)年には中宮となる。
治承2(1178)年5月24日高倉天皇との間に懐妊が判明。6月27日六角堂に如意輪観音像を寄進し、28日に腹帯を締める着帯の儀が行われ、平重盛以下が参加。
11月12日、言仁親王(安徳天皇)を無事に出産。治承4(1180)年、言仁親王が即位(安徳天皇)。養和元(1181)年、高倉上皇が崩御し、清盛も死去。この年、「建礼門院」号が宣下される。
親鸞聖人 夢想の像
本堂内で間近に拝観することができます。