総合特別科

総合特別科について

  • 総合特別科
総合特別科は、各科で学んできた人たちが、より深く研究し、追求していく花形別の上級専門課程です。最高峰の技術と豊富な経験を持つ講師のもとで、全国から多くの人々が日々研究に取り組んでいます。内容もハイレベルなテーマで構成され、池坊いけばなを極めたい人の憧れとなっています。 こちらでは、研究室の担当講師と各研究内容を紹介いたします。

研究室

特別科を卒業された方が進学できるクラスです。1つの花形に集中して1名の担当教授から学ぶスタイルで、各研究室には最長3年間在籍できます。1年目、2年目、3年目と年次によって異なるカリキュラムが設定されているので、2~3日かけて制作する大作や専門的ないけばな教養を段階的に習得できます。

特修クラス

特別科を卒業された方が進学できるクラスです。特修クラスは2年制で、平日コース・土日コースがあります。授業は、中央研修学院の特命教授・教授・准教授が担当します。下記に紹介している内容の他、講師の得意とする分野や季節、前回のカリキュラム等を考慮した上で、講師独自のカリキュラムを設定します。カリキュラムは授業予定日の約1ヶ月前に受講生に郵送します。特修クラスは複数名の講師が授業を担当しますので、色々な視点から学ぶことができるのが特徴です。
  • 自由花専攻
    自由花専攻
    ・自由花制作のプロセス(自然的表現・非自然的表現)
    ・点線面マッスの動き
    ・発想とは(草木美・器・環境・行事など)
    ・構成の多様性(置・掛・釣)
  • 生花専攻
    生花専攻
    ・生花の発生と変遷
    ・生花正風体、生花新風体
    ・真行草
    ・七種伝
  • 古典立花専攻
    古典立花専攻
    ・二代専好の作風に学ぶ
    ・『立花之次第九拾三瓶有』に学ぶ
    ・元禄時代の作風に学ぶ
    ・専好の弟子の作風に学ぶ
    ※ 特修古典立花専攻の申込みは総合特別科(古典立花研究室・立花研究室・特修立花専攻)を一度でも修了された方に限ります。
  • 立花専攻
    立花専攻
    ・草木の縁
    ・習物七ヶ条
    ・幹造り
    ・真行草