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2020.07.22
京の花物語 檜扇展示会に池坊の作品を飾りました
7月3日から26日まで5期に分けて「京の花物語 檜扇(ヒオウギ)展示会」が、京都市の祇園祭ぎゃらりぃで開催されました。
池坊からは(一財)池坊華道会理事の中路喜久子氏(京都支部)が、第3期の17日から19日にかけて、ヒオウギをメインに紅葉ナナカマドやルリタマアザミを用いた自由花を展示しました。
この展示会は、京都いけばな協会に所属する流派が、古くから退魔の力があると考えられてきたヒオウギと祇園祭をテーマにして作品展示を行ったものです。ヒオウギは京都府の北部に位置する宮津市で栽培されており、京都の祇園祭では期間中に、魔除けとして飾ってきた風習があります。花の生産者・流通関係者・小売業者で構成される、京都府花き振興ネットワークが、文化とコラボレーションした京都らしい生産・販売に繋げる活動で、期間中、京都府産のお花応援店舗では、厄除けヒオウギを展示・販売し、祇園祭の文化を盛り上げました。
ヒオウギを使用した展示作品
会場の様子