イベントレポート
2020.03.02
第66回太宰府天満宮献華祭を執り行いました
第66回太宰府天満宮献華祭を2月16日(日)、福岡県の太宰府天満宮にて執り行いました。
今回は、朝から雨風が強く、いつも西鉄太宰府駅から行っていました「参進の儀」を中止し、控え室のある社務所より本殿までの移動を、参進の儀としました。
来賓として、太宰府市長の楠田大蔵様が出席されました。毎年、池坊が太宰府天満宮で献華式を執り行っていたのはご存じだったのですが、今まで一度も見たことがないということで、ご参加いただくことになりました。
雨の中、池坊華道会常務理事・髙鍋和宜氏(池坊福岡支部)を先導に、楠田市長、神前奉仕者、献華道具等を運ぶ振袖姿の女性達が、
太宰府天満宮本殿まで参進し、「献華の儀」を執り行いました。神前奉仕者の、綱脇千惠子氏(池坊福岡橘会支部 支部長)と篠原静子氏(一般財団法人池坊華道会 評議員・池坊太宰府支部)が
紅梅、白梅の生花一対をいけ、神前に奉納しました。
続いて、池坊を代表して一般財団法人池坊華道会常務理事の多久島良子氏(唐津支部)と髙鍋和宜氏、楠田市長、神前奉仕者の二名が、玉串拝礼を行いました。
また、天満宮回廊では、奉賛いけばな池坊展を2月14日(金)から17日(月)まで開催し、全九州の会員によるいけばな作品、計186瓶が前・後期に分けて展示しました。
参進の様子
奉仕者による記念撮影