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2019.11.07
池坊×北斎のコラボレーション。展示する肉筆画12点を発表!
19世紀、世界に衝撃を与えた絵師・葛飾北斎の貴重な肉筆画と、日本最古の歴史を誇るいけばなの根源である池坊いけばなを同時に味わう企画が今年の旧七夕会 池坊全国華道展の特別展示『池坊×葛飾北斎』です。
北斎といえば「冨嶽三十六景」に代表される浮世絵が有名ですが、直筆の絵(肉筆画)を多く書き残しています。今回は肉筆画を中心に12点が花展会場に登場します。
そのうち、5点が本邦初公開の作品で、11月2日にそのうち2点が紹介され話題となりました。
本邦初公開のうちの2作「富士見西行図」と「めばる図」は北斎最晩年の肉筆画。押された落款が珍しくボストン美術館所有のものと合わせて世界で3点しか発見されていない貴重な肉筆画です。
また、大英博物館などで披露されたことで有名な「松に富士図」が、11月15日(金)の1日限定で池坊会場の家元道場に展示されます。
いけばなと北斎を同時に楽しめる本企画。是非会場へお越しください。
■池坊中央研修学院 教授陣と北斎肉筆画のコラボレーション(高島屋会場)
・野田学×「富士越えの龍図」
・小林春荘×「糸瓜と雀図」
・西田永×「富士見西行図」
・村上謙治×「宝珠図」
・土屋郁剛×「風神図」
いけばなとのコラボレーション(高島屋会場 11月13日~18日)
肉筆画の展示(高島屋会場 11月13日~18日)
「松に富士図(15日のみ)」他の肉筆画の展示(池坊会場 11月15日~18日)