いけばなの根源池坊展 福岡花展を開催しました
10月9日~14日、福岡・岩田屋本店にて「いけばなの根源池坊展 福岡花展」を開催しました。
本展は昭和28年から始まった花展で、今年で67回目を迎えます。毎年開催しており、会場となる岩田屋本店本館7階大催事場で「What’s Ikebana? いけばな大作戦!」を
テーマに、家元池坊専永、次期家元池坊専好を始め、九州地区で活躍する華道家の渾身の作品約400点を公開しました。
会場内では、いけばな大作戦の一つである『いけばなって なんだろう?』で、池坊の三つのスタイル「立花」「生花」「自由花」の鑑賞方法を動画で紹介しました。
また、特別展示として、この10月に行われる「即位礼正殿の儀」を記念して設けた「天皇即位の花」コーナーでは、前期、後期にわけて展示。
前期では、松永滋特命教授が担当した「歴代天皇即位の花」は、四十二世池坊専正が、明治天皇に献上した花を復元、
後期では、森部隆教授が、江戸時代末に四十一世池坊専明が孝明天皇に献上した花を復元しました。
重厚な立花に注目が集まり、歴代天皇即位の花に関する資料なども、時間をかけて鑑賞されるなど、
ご来場された方は思い思いに花展を楽しまれていました。
その他、いけばな大作戦として、『IKENOBOYSイベント』を開催。12日、13日と岩田屋本店1階正面のきらめき広場にて、
IKENOBOYSリーダーの柿沢正一が、いけばなパフォーマンスを披露、池坊福岡支部、池坊福岡中央支部の若手会員とともに、秋の花材を用いた大作を作り上げました。
台風の影響で少し風が強い天気でしたが、多くの方にお集まりいただき、普段に目にすることのない大きさの作品が、
刻一刻といけあがる様子を間近で観ることができたと喜んでいただきました。
いけばなパフォーマンス後は、引き続き、IKENOBOYSの柿沢正一が講師となって、いけばなワークショップを開催し、その後、花展会場内でいけばなガイドツアーも開催しました。
いけばなの様式や歴史、また花展の見どころなど、池坊いけばなの魅力を余すことなくお伝えしました。
花展開催初日の朝に、RKB毎日放送「今日感モーニング」と、同日夕方に、テレビ九州「ふくサテ」にて、花展会場から生中継が行われ、
花展会場の様子の他、レポーターが実際にいけばな体験をするなど、花展のPRをしていただき、多くの方にご来場いただきました。
家元 池坊専永の作品
次期家元 池坊専好の作品
開会式 テープカット
IKENOBOYSによる、いけばなパフォーマンス
IKENOBOYSによる、いけばなパフォーマンス
IKENOBOYSによる、いけばなパフォーマンス
IKENOBOYSによる、いけばなパフォーマンス
IKENOBOYSによる、いけばなワークショップ
IKENOBOYSによる、いけばなワークショップ
「今日感モーニング」の取材
「今日感モーニング」の取材
「ふくサテ」の取材
前期「天皇即位の花」松永滋特命教授の作品
1次展 名誉教授 上津原将仁先生の作品
1次展 名誉教授 堤裕眞先生の作品
1次展 特命教授 香月義則先生の作品
前期 財団常務理事 多久島良子先生の作品
前期 財団評議員 田中順子先生の作品
1次展 財団相談役 村上仁陽先生の作品
前期 財団評議員 大塚タカ子先生の作品
前期 財団評議員 中森スミヱ先生の作品
1次展 青年部席の作品
1次展 青年部席の作品
2次展 派遣教授 清水新一先生の作品
2次展 派遣准教授 村上謙治先生の作品
後期 財団常務理事 髙鍋和宜先生の作品
後期 財団評議員 香川幸子先生の作品
2次展 財団評議員 小黒美智子先生の作品
3次展 特命教授 古川守彦先生の作品
3次展 派遣講師 笹山安文先生の作品
3次展 派遣講師 古川幸司先生の作品
3次展 学生席の作品
3次展 学生席の作品
3次展 学生席の作品
3次展 学生席の作品
3次展 学生席の作品
3次展 学生席の作品
3次展 学生席の作品
3次展 学生席の作品
3次展 学生席の作品
3次展 学生席の作品