東京大学教育学部附属中等教育学校の生徒がいけばな体験
7月30日(火)、東京大学教育学部附属中等教育学校の生徒20名が 京都・池坊を訪問し、六角堂・いけばな資料館を見学し、いけばな体験をしました。
はじめに一行は、六角堂を見学。六角堂の建立について、聖徳太子や小野妹子との関係、朝夕の仏前供花から華道が発祥したことなどの説明を受け、縁結びの柳やへそ石なども見学しました。
続いて家元道場で、一般財団法人池坊華道会 事務総長 池坊雅史の挨拶を受けました。池坊雅史は「聖徳太子は587年に六角堂を創建され、ここがいけばなの生まれた場所です。命と向き合ういけばなから、私たちは学ぶところがあります。皆さんは、未来の宝。今日は、いけばなの原点を感じてもらえたら」とメッセージを送りました。
次に、講義とデモンストレーション。講義ではクイズなども交えて楽しくいけばなの精神について学び、デモンストレーションではいける際のポイントも解説しました。
生徒たちは、ヒマワリ、ソリダコ、ナルコユリ、フトイ、スプレーカーネーションで思い思いの作品を完成させました。完成後は、お互いの作品を見合ったり、講師からのアドバイスを聞き合ったりと、和気藹々とした雰囲気の中、華道発祥の地での貴重な体験になった様子でした。
学校華道では、六角堂、いけばな資料館の見学、いけばな体験を受け付けています。
郵送、Fax、メールのいずれでも受け付けますので、いけばな発祥の地での華道体験に興味のある方はぜひ、華道会までご連絡下さい。
【お問合せ・お申込】
〒604-8134 京都市中京区六角通東洞院西入堂之前町248
一般財団法人 池坊華道会 事業部 学校華道課
Tel:(075)231-4922 Mail:school@ikenobo.jp
見学の様子
体験の様子