「池坊バンコク支部設立30周年記念行事」を開催しました
7月13日(土)に、タイ・バンコクのグランドハイアットエラワンバンコクホテルで、池坊バンコク支部設立30周年記念行事が開催されました。
池坊専永家元による立花新風体と森部隆池坊中央研修学院教授による立花正風体を含め、同会場に展示した作品は65瓶。バンコク支部の出瓶者のほか、日本・シンガポール・台湾からの池坊門弟も花展に参加し、個性豊かな作品が会場を彩りました。ご来賓の在タイ日本国大使館小林茂紀参事官を始め、多くの来場者が多彩で素晴らしい作品に感心されました。
花展のほか、同会場で記念午餐会が開催され、約200名の参加者が一緒に支部30周年を祝いました。家元より記念盾を授与した後、森部隆教授による礼式生けが行われました。参加者が楽しい雰囲気で歓談できた会でした。
花展のほか、7月15日(月)に、在タイ日本国大使公邸にて、家元による講義、デモンストレーション、森部隆教授によるデモンストレーションが行われました。講義では、家元は植物の見方、心の文化と頭の文化などについて分かりやすく楽しく話され、デモンストレーションに7作を披露しました。また、森部隆教授も3作をいけました。100名の観客から好評を博し、会場は盛り上げました。
7月16日(火)には、森部隆教授による支部会員向けの講習会も実施され、会員たちにとっては満喫した一日でした。
今回の記念行事は盛況のうちに終了し、タイの皆様に日本伝統文化のいけばなを紹介し、奥深いいけばなの精神と和を尊重する心を伝え、日本とタイの友好を繋げました。
家元作品
森部隆教授作品
家元巡視
森部隆教授礼式生け
集合写真
大使公邸にて家元講演
大使公邸にて家元デモンストレーション
大使公邸にて森部隆教授デモンストレーション