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2019.02.11
ミスワールドジャパン 京都大会ファイナリストによるいけばな体験が行われました
建国記念日である2月11日(月)、ミスワールドジャパン京都大会ファイナリスト21名が池坊を訪れ、いけばな体験をされました。
「ミスワールド」はイギリスが発祥で、1951年から続く歴史ある「美」のコンペティション。これまで世界大会に向けた日本大会が開催されてきましたが、2019年は日本大会の予選である京都大会が開催されることになり、今回いけばな体験をされた21名は京都大会オーディションを勝ち抜いた方々です。
ファイナリスト達は、オーディションから3月19日(火)に開催される京都大会までの間、大会に向けてウォーキングやボディメイクといった身体的なものから、茶道など内面を磨くものまで様々なトレーニングを受けることになっており、その一環として今回はいけばなを体験されました。
一行はまず華道発祥の地 六角堂といけばな資料館を見学。雪の降る寒い中でしたが、熱心にいけばなの由来について耳を傾けていました。
いけばな体験は池坊短期大学 華道専任講師でIKENOBOYS 藤井真氏が担当。童話『もも太郎』や人気グループ「Kis-My-ft2」などに例え制作手順を説明するなど、今までいけばなをされたことがない若年層の方でも親しんでいただける内容にしつつも、五節句のことなど京都大会に出場される方だからこそ知っていただきたい日本のことを盛り込み、美の頂点を目指す方々が受けるに相応しい授業内容となりました。
参加者の皆さんはチューリップやスイートピーといった春らしい花材を手に、悩みつつも一生懸命取り組まれ、いけ終えられた方は自身の作品をスマホで熱心に撮影されるなど、大変楽しまれたようでした。
今回のいけばな体験が、京都大会、そしてその先にある日本大会・世界大会で、自分自身を輝かせるきっかけとなれば幸いです。