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2019.02.05

宇都宮短期大学附属高等学校 調理科の生徒がいけばな体験

2月5日(火)、宇都宮短期大学附属高等学校の生徒25名が京都・池坊を訪問し、六角堂・いけばな資料館を見学し、いけばな体験をしました。

同校では、今回5回目の開催となる「京都研修旅行・世界に誇る和の伝統文化体験」として京都を訪れ、茶道・京料理・陶芸や染織など京都の伝統文化・工芸に触れる研修を3泊4日で実施されており、その一環として昨年に引き続き、訪問いただきました。

一行は、まず六角堂といけばな資料館を見学。
六角堂の建立から聖徳太子や小野妹子との関わり、華道の起源についての説明を受けました。また、いけばな資料館では、普段見ることの出来ない貴重な資料や展示物に触れながら、華道の歴史や池坊いけばなについて理解を深め、京都ならではの伝統文化に触れました。

続いて、いけばなの講義とデモンストレーション。
講義では、見学案内で教わった池坊專応口伝に記されている、“枯れた花にも華がある”、“花が生きていることを感じる”、“いけばなの心”について触れ、草木の二面性(色・形・質感=外面的要素と内面的要素)についても説明し、いけばなから得る学びは調理科の皆さんにも役立つことが多いことを伝えました。その後、デモンストレーションを通して、いける際のポイントを解説しました。

実技では、用意された花材の中から自分自身で色や種類を選び、「料理と同じく見る人の気持ちになっていけましょう。そして、料理と通じる所があり、華道のように違う分野に取り組むことで新しい発想が生まれると思います」という講師のアドバイスを基に、思い思いに作品を完成させました。


受講いただいた皆さんは、将来、調理師やパティシエを目指されているとのことで、京都で発祥した伝統文化“華道”を通して学んだこと、感じたことを、ぜひ活かして欲しいと願っております。


学校華道では、六角堂、いけばな資料館の見学、いけばな体験を受け付けています。
同校のように研修での実施も大歓迎です。
郵送・Fax・メールのいずれでも受け付けておりますので、華道発祥の地での華道体験に興味のある方は是非、池坊華道会までご連絡下さい。
【お問合せ・お申込】
〒604-8134 京都市中京区六角通東洞院西入堂之前町248
一般財団法人 池坊華道会 事業部 学校華道課
Fax:(075)255ー3568 Mail:school@ikenobo.jp


 研修の様子1"

研修の様子1


 研修の様子2"

研修の様子2

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