その他
2019.01.09
各地の正月イベントにIKENOBOYSが出演しました
1月6日(日)に京都と大阪で行われた正月イベントにIKENOBOYSがそれぞれ出演し、新春の花を披露しご覧になられた皆様にお楽しみいただきました。
京都でのイベントは京都国立博物館で開催。こちらのイベントには柿沢氏・田中氏が出演し、いけばなを通して年の改まりを共に喜ぶ内容のいけばなLIVEとなりました。
1作目に歳寒三友である松・竹・梅の生花をいけ上げ、その中でなぜ松・竹・梅を用いるのか、どのように用いるのかなどを説明し、いけばなの中に見るもてなしの心を披露しました。
2作目は大きな花器を3つ用い、大作を制作。通常の物よりも長く迫力のあるストレチアや赤柳、また正月に相応しい千両や蘭(オンシジウム)、彩り豊かなバラなどを使用することで、華やかで勢いがあり、「飛躍」というタイトルに相応しい作品となりました。
また、明治30年に建てられた明治古都館(旧 帝国京都博物館本館 / 国指定重要文化財)という歴史ある建物の中で開催されたこともあり、赴きある室内装飾と相まって、作品がより一層引き立ちました。
大阪のイベントは、グランフロント大阪内にあるパナソニックセンター大阪で開催。こちらのイベントには藤井氏、加藤氏が出演しました。
同所はパナソニック製品を通じたライフスタイルを提案するショールームで、”アメリカンガレージハウス”や”大人の秘密基地”など様々なテーマに基づくモデルハウスや、各種最新製品の展示などを行っていることもあり、今回のいけばなLIVEでは「暮らしを彩る花」として、ご家庭の中でもしていただけるような作品などを披露しました。
最古の花伝書である『花王以来の花伝書』の説明や、伝統的な花器である御玄猪を通じて、いけばなという歴史ある文化が持つ奥行を感じていただきつつ、ティーポットや重箱を花器と見立てていけた作品から、いけばながどなたでも取り組んでいただける生活文化であることを体感していただきました。
どちらのイベントも多くの方にご覧いただき、新年早々からいけばなに触れていただくことができたことを、メンバー一同喜んでおりました。
IKENOBOYSは、本年もいけばなの面白さ、楽しさを皆様にお伝えするべく、積極的に活動を展開していきます。
京都国立博物館でのいけばなLIVEの様子
終演後に京博PR大使のトラりんも駆けつけてくれました
パナソニックセンター大阪でのいけばなLIVEの様子
終演後は各所で作品を展示していただきました