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2018.10.09
IKENOBOYS花会で“乃木坂46のいけばな”展示
10月6日(土)、伝統文化やアート・音楽の融合イベント「KYOTO NIPPON FESTIVAL」(以下、KNF)が京都・北野天満宮で開幕しました。
12時からのオープニングセレモニーでは、今回のKNFで華道・食・アートに挑戦した乃木坂46のメンバー3人が登場。池坊で華道を学んだ桜井玲香さんは「いけばなを学んで楽しかった。個人的に納得のいくものができたので、たくさんの人に(自分の作品を)見ていただきたい。華道部やガーデニングの経験はあるが、池坊という流派でいけばなを学ぶのは初めてでした。」「最初から、どういう花を使ってもいいし、花器も自由にしていいよ、と言われました。私はユリをベースに使いたいと思い、たくさん手助けしていただき、相談して作りました。今まで自由にいけていましたが、池坊の先生のもとで勉強して、いろいろないけ方や、新しいことを知ることができました。」と挨拶しました。
その後、オープニングパフォーマンスでIKENOBOYSの4人(藤井真・江木淳人・田中伸明・加藤唯華)が登場。人気オンラインゲームの「刀剣乱舞‐ONLINE-」の曲から4曲をセレクト。尺八奏者のウベ・ワルターさんが音楽に合わせて尺八を吹き、IKENOBOYSは合計3作の大作をパフォーマンスで披露しました。
1作目と2作目は、刀剣乱舞の人気キャラクター「髭切」「膝丸」をモチーフにした作品、3作目は京都の秋を表現しました。
13時からはIKENOBOYS初の個展となる「IKENOBOYS花会(はなかい)」がスタート。北野天満宮の茶室「松向軒」と「明月舎」に大作5作、中作3作を展示。それぞれライトアップされた、幻想的な光の空間に包まれました。
先日の近畿地方を襲った台風21号の際、本殿を守るようにして折れた鎮守の森の紅葉の枝を使っていけた「祈りのいけばな」は新聞にも取り上げられ、大変好評でした。
このIKENOBOYS花会の中で、乃木坂46の華道を学んだメンバー桜井玲香さん、山下美月さん、川後陽菜さんの自由花も展示されました。
展示作品を見に来たファンの間からは「メンバーの個性が作品に出ている。いけばな作品を見たのは初めて。いけばなのイメージが変わった」という声も聞かれました。
「IKENOBOYS花会」は、2回目が11月3日(土)~11月9日(金)、3回目が11月22日(水)・23日(木・祝)で開催されます。もちろん乃木坂46メンバーの花も復元展示されます。
また、北野天満宮 宝物殿で開催中の「宝刀展Ⅷ × 刀剣乱舞-ONLINE-」において、北野天満宮が保有する重要文化財「鬼切丸(髭切)」をオマージュした立花新風体が展示されています。
こちらは10月6日(土)から12月2日(日)までご覧いただけます。
京都にお越しの際は、北野天満宮「KYOTO NIPPON FESTIVAL」へ、足をお運びください。
■華道男子グループ「IKENOBOYS」初個展「IKENOBOYS花会(はなかい)」詳細■
普段は入れない北野天満宮の茶室「松向軒」と「明月舎」で全体テーマ「POPと挑戦」をイメージした花会を実施します。
【第1回】10月6日(土)~8日(月・祝)
【第2回】11月3日(土)~9日(金)
【第3回】11月22日(木)・23日(金・祝)
入場料:500円(当日券のみ)
「KYOTO NIPPON FESTIVAL」公式HPはこちら
オープニングセレモニーに登場した乃木坂46 桜井玲香さん、秋元真夏さん、若月佑美さん
IKENOBOYSいけばなパフォーマンス
刀剣乱舞-ONLINE-の楽曲に乗せて
尺八奏者のドイツ人ウベ・ワルターさんと記念写真
明月舎の前で
台風21号から本殿を守って折れた倒木の枝を使った「祈りのいけばな」
宝物殿に展示された立花新風体。「鬼切丸(髭切)」を表現