フラワードリーム2018に池坊が協力をしました
4月14日(土)・15日(日)の2日間、東京ビッグサイトで開催された「フラワードリーム2018 in 東京ビッグサイト」(主催:一般社団法人JFTD、共催:花キューピット協同組合・花キューピット株式会社)にて、「Ikenobo花の甲子園2017」最優秀校の熊本県立熊本高等学校 華道部3名がデモンストレーションを行いました。
毎年、「Ikenobo花の甲子園」最優秀校は同イベントにご招待いただき、デモンストレーションを披露してます。
熊本県立熊本高等学校は2年連続の最優秀校に輝き、昨年に続いての出演ということで、大きなステージに負けず精一杯務め上げてくれました。
「Ikenobo花の甲子園」紹介映像の上映後、波村桜子さん・澤池由綾さん・河俣尚穂さんの3名がプラカード・最優秀校旗・「全国大会発→東京ビッグサイト行き」の巨大切符を持って入場。学校紹介・自己紹介のあと、いけこみを開始しました。
本番では45分間のところ、17分と限られた時間内でのいけこみでしたが、いけこみ中には「あなたにとって“いけばな”とは?」や「どんな思いで“いけばな”に取り組んでいるか?」などのインタビューにも応えつつ、日頃のお稽古の成果を発揮し、時間内にそれぞれの思いが込められた見事な作品を完成させました。
その後のプレゼンテーションでは、小林秀雄や上田三四二らの「花」にまつわる言葉を、波村さん自らが筆を取り書き上げたパネルを用い、作品に込めた思いを発表しました。
悪天候ではありましたが、今夏開催分の花の甲子園出場を予定している高校生らを始め、多くの方にご覧いただきました。
また、会場内の日本いけばな芸術協会展示コーナーでは諸流派によるいけばな作品が展示され、池坊からは東京中央研究会支部の榛葉左依子氏、砂田ミツ氏、吉村隆子氏による生花、東京花心会支部の蜂谷文子氏、小澤栄子氏、松波悦子氏、山上和江氏による自由花、東京松支部の中野幽山氏、丸山公子氏、寺久保繁美氏による立花を展示し、ご来場された皆様の目を楽しませていました。
熊本県立熊本高等学校の入場
いけこみの様子
プレゼンテーション
波村さんの筆によるパネル
多くの方にご覧いただきました
生花(東京中央研究会支部 榛葉左依子氏、砂田ミツ氏、吉村隆子氏)
立花(東京松支部 中野幽山氏、丸山公子氏、寺久保繁美氏)
自由花(東京花心会支部 蜂谷文子氏、小澤栄子氏、松波悦子氏、山上和江氏)