その他
2018.04.06
コンサートシンポジウム「おもてなしの美」にて次期家元がデモンストレーションを実施しました
3月20日(金)、東京藝術大学(東京都台東区)の奏楽堂にて開催されたコンサートシンポジウム「おもてなしの美」にて、次期家元 池坊専好がいけばなデモンストレーションを実施しました。
当シンポジウムは、2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックに向けて、文化芸術などあらゆる分野で盛り上げようとする取り組み「東京2020参画プログラム」の文化オリンピアードの一環として開催。オリンピック・パラリンピックをスポーツの祭典のみならず文化の祭典として文化芸術の力で地域を活性化するべく、東京藝術大学の松下功副学長をはじめとするオリンピック・パラリンピックの文化・教育委員会の組織委員のメンバーが中心となり、池坊のいけばなのほか、邦楽の演奏、花柳美輝風氏の舞踊、桂文枝氏の落語、コシノジュンコ氏デザインのファッションショー(モデル:ミスインターナショナル2017日本代表の筒井菜月氏)の複合文化イベントが実現しました。
次期家元 池坊専好は、奏楽堂の大舞台に竹で構築した複数のベースを設置し、それぞれに松と桜をいけ和風ながら華やかでダイナミックな作品を披露しました。
また、パネルディスカッションでは、次期家元 池坊専好と桂文枝氏、コシノジュンコ氏、松下功副学長らパネリストがそれぞれ将来を見据えた文化の展望について意見を交わし合いました。
デモンストレーション(©東京藝術大学)
デモンストレーション(©東京藝術大学)
パネルディスカッション(©東京藝術大学)