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2018.03.15
『花戦さ』日本アカデミー賞で最優秀美術賞を受賞
3月2日、2017年に日本で公開された映画の優秀作品を表彰する、第41回日本アカデミー賞で映画『花戦さ』(監督:篠原哲雄氏、主演:野村萬斎氏)が最優秀美術賞を受賞しました。
美術監督を努めた倉田智子氏は日本アカデミー賞の表彰式で「この受賞は池坊の皆様と、京都の美術スタッフのお陰です。」と挨拶されました。
劇中には前田邸の大砂物をはじめ、大小約200点のいけばな作品が登場しました。倉田氏は美術セットの構想の段階から何度も六角堂や池坊会館に通い、池坊の教学委員や制作スタッフと打ち合わせを重ね、映画の世界観を作り上げました。
その他にも『花戦さ』は、優秀作品賞、優秀監督賞、優秀脚本賞、優秀撮影賞、優秀照明賞、優秀録音賞、優秀編集賞なども受賞しました。