阪急阪神ビルマネジメントによるセミナーに事務総長 池坊雅史らが出演しました
阪急阪神ホールディングスのグループ企業で、不動産管理事業をを手掛ける阪急阪神ビルマネジメント株式会社が、入居するテナント企業の経営層向けに開催しているセミナー「Bil’s+」にて、事務総長 池坊雅史による講演と、池坊中央研修学院教授 野田学によるいけばなワークショップが行われました。
このセミナーは、日々直面している身近な問題を題材として、「知見を広げる」「新しい情報に触れる」などをコンセプトに、参加者が相互に高い質の刺激を受ける交流の場となることを目的に開催されているもので、2月5日(月)の回では池坊いけばなが取り上げられました。
第1部に「礎と向き合う」をテーマとして講演が行われ、第2部で池坊雅史らが登壇。「555年間続いた池坊華道の哲学」と題し、脈々と受け継がれてきたもの、そしてその理由などを解説し、皆さん熱心に聞いておられました。
その後、野田学によるいけばなワークショップが行われ、池坊の精神性や美観について言及しながら、時折冗談も交え分かりやすくいけ方をレクチャー。普段はビジネスの第一線で活躍されている皆さんということもあり、日頃全く接点のないいけばなに最初は戸惑われておりましたが、時間が進むにつれ熱を帯び始め、終わる頃には出来上がった作品を写真に収めたり、野田による手直しのアドバイスを熱心に聞かれたりと、楽しまれていた様子が大変印象的でした。
ワークショップ終了後は参加者による懇親会が行われ、いけあがった作品を前に、互いに感想を述べ合ったりされておりました。
今回のワークショップでは花材のみならず、花器・剣山もお持ち帰りいただきましたので、今頃参加された方の会社やご自宅の玄関を、いけばなが彩っていることと存じます。
池坊雅史による講演
野田学によるワークショップ
ワークショップの様子