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2017.09.14
華道発祥の地 六角堂で西国札所の月参り巡礼が行われました
池坊いけばな発祥の地であり、西国三十三所巡礼十八番札所である京都の六角堂頂法寺で、9月10日(日)に、西国三十三所「月参り巡礼」が行われました。
「月参り巡礼」は、西国三十三所草創1300年記念行事の一つとして、2016年4月からスタートし、諸々の災害復興と世の安寧を願い、札所番号順に毎月1回札所寺院で特別法要を行うとともに、特別なご朱印が授与され、毎回多くの巡礼者が参拝に訪れています。
当日は、午前11時から六角堂本堂で法要が行われました。
午前8時からの納経は、開始前から大勢の参拝者の行列ができ、閉門の午後5時を過ぎても行列が途絶えることがありませんでした。
納経会場となった池坊家元道場では、六角堂や西国三十三所巡礼に関る資料や、いけばな作品、「専好立花図」「挿花百規」など池坊いけばなの絵図が特別展示され、納経の順番を待つ参拝者の方々の目を楽しませていました。
なお、この「月参り巡礼」は、西国三十三所草創1300年記念事業終了後も継続されます。
納経会場となった池坊家元道場に展示されたいけばな作品や資料
六角堂本堂での法要の様子
月参り巡礼限定の特別なご朱印が押された納経帳
大勢の納経参拝者で会場の外まで行列ができました