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2017.08.03
平安女学院大学にて次期家元が講義を行いました
7月28日、平安女学院大学 国際観光学部「伝統文化演習Ⅲ(華道)」にて、同学の客員教授でもある次期家元池坊専好が講義を行いました。
今回の講義テーマは「いけばなからみるおもてなしの心~2017~」。
はじめに、訪日外国人旅行客数や傾向について触れ、世界一の観光都市である京都が30年後にありたい姿「京都ビジョン2040」やオリンピックの取り組みを紹介しつつ、日本にできること・日本にしかできないことを世界に示すべき姿が日本の独自性や美意識と心に繋がっていると講義しました。
その後、仏前供花によって発祥した華道について「花王以来の花伝書」を紹介しつつ、松、万年青や蓮に込められる意味、映画「花戦さ」に見られる前田邸大砂物から現代のいけばな作品についても触れ、華道は日本の生活文化であり、伝統文化であることを伝えました。
講義の様子1
講義の様子2