「京都・東山花灯路2017」に池坊が協力しました
3月3日(金)より開催されている京都・東山花灯路(京都市東山区)に、池坊がオープニングを飾る「いけばなLive」等で協力をしました。
「京都・東山花灯路」は、古都の街並みが残る青蓮院から清水寺にかけての東山地域一帯を、露地行灯などにより陰影のある幻想的な街並みに演出するというイベントで、今回で15回目の節目を迎えました。
「花」というテーマの下に開催された今回は、歴史に刻まれて555年と、同じく節目を迎える池坊により会場を彩りました。
初日の3月3日(金)には、清水寺 仁王門すぐそばにある特設ステージ「咲花ステージ」にて、次期家元 池坊専好とIKENOBOYSによる「いけばなLive」を実施しました。
IKENOBOYSからは柿沢正一氏と藤井真氏が登場。両人が池坊専好のアシスタントを務め、白桃・紅桃を用い、桃の節句の日らしく男雛・女雛をイメージした作品を披露。「いけばなLive」が始まると周囲を歩いていた人も足を止め、その艶やかさに目を奪われた様子でした。
6日(月)からは人力車のえびす屋の協力による、「池坊×えびす屋 花車」巡行を実施。
これは、京都を始めとする各地で観光人力車を運営するえびす屋の人力車に作品をいけこみ、「花車」として東山花灯路の会場を巡行するもので、4日間に亘り巡行しました。
灯籠で照らされた仄暗い路地の先から、華やかな「花車」が現れる様子は大変幻想的で、多くの方々のカメラにその姿を収めていただきました。
また円山公園には、映画『花戦さ』広報テントを設置。
特別映像を始めとする各種広報物を展開し『花戦さ』の最新情報を発信している他、出演俳優陣が等身大でプリントされたターポリンバナーを掲示し、皆さん思い思いにご自身のお好きな俳優さんと記念写真を撮影されるなどし楽しまれていました。
※『花戦さ』広報テントは、東山花灯路最終日である12日(日)まで設置
この他、京都いけばな協会による「現代いけばな展」では京都支部 高林佑丞氏による作品が展示され、まさにテーマのとおり「花」で彩られた東山花灯路となりました。
東山花灯路は12日(日)まで開催されております。まだご覧になられていない方は、ぜひお運びください。
「京都・東山花灯路2017」の詳細情報についてはこちら
次期家元 池坊専好とIKENOBOYSによる「いけばなLive」
池坊×えびす屋「花車」
映画『花戦さ』広報テント
京都支部 高林佑丞氏による作品