今年1年間にいけた花の命を供養する「六角堂 花供養会」を実施
11月12日、来年2017年に六角堂が創建から1430年を迎える事を記念し、池坊門弟が1年間いただいた花の命を供養する「六角堂 花供養会」を執り行いました。。
昨年まで開催していた「旧七夕会 花行列」をお練りとし、今年も池坊短期大学を13時に出発。全国の生産者から奉納された花材で制作された巨大な花御輿や花車を中心に、山伏の法螺貝の音とともに六角堂へ向かいました。
また、本年は「きょうと地域創生府民会議協賛事業」に採択され、華やかで雅な行列を見に来られた方や京都観光に来られた方など様々な方々に、改めて京都の魅力を発信することができた行事となりました。
一行は華道発祥の寺院、六角堂へ到着した後、僧侶が内陣へ進み、花供養会の法要が営まれました。読経の中、参列者を代表する若手会員“旧七夕姫”が献華を行いました。今年は池坊京都支部所属の西田紗季子さんが旧七夕姫の勤め、菊の生花をお供えしました。
続いて、池坊を代表して池坊雅史事務総長が献花台に花を手向け、この一年間の花への感謝の想いを託しました。その後、参列した会員らが次々に花を手向けました。
今年、花供養会に花材を奉納いただいた生産団体は以下の通り。
・山口県花卉園芸推進協議会(県オリジナルのユリ「プチシリーズ」70本)
・JA西三河カーネーション小栗共選部会(カーネーション400本)
・平群温室バラ組合(バラ100本)
・園枝バラ園(バラ80本)
・和歌山県スプレーマム研究会(スプレーマム300本)
・西吉野農協 花木部会(寒桜30本)
きょうと地域創生府民会議HP
http://www.pref.kyoto.jp/asu-fuminkaigi/osirase.html
京都支部 西田紗季子さん
花を献じる池坊雅史事務総長
旗手を先頭に出発
振袖のお嬢さん
花御輿を運ぶ555年PR隊「IKENOBOYS」
集合写真