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2016.11.09
約400年続く「旧七夕会 池坊全国華道展」開幕。俳優 吉田栄作氏も参加。
11月9日、約400年前から脈々と続く伝統の花展「旧七夕会 池坊全国華道展」が京都高島屋7階グランドホールにて「花の力」をテーマに開幕しました。
高島屋会場には、華道家元四十五世 池坊専永、次期家元 池坊専好の大作をはじめ、1次展は近畿地区の華道家150名の作品を展示しています。
今年の見どころは、来年2017年6月3日(土)に全国公開される映画「花戦さ」の製作を記念した特別コーナー「花戦さの世界展」。映画の世界を一足早く感じていただけよう、シーンごとの解説パネルや実際映画で使用された華道具なども展示されており、初代・池坊専好の活躍した戦国時代の雰囲気を味わえる内容です。
開会式には石田三成役で出演されている俳優の吉田栄作氏が登場。挨拶の中で「先日、僕も出来上がった作品(映画)を見ました。昔から、花が人々の心の支えであり、活力になっているんだなと知りました。普段は何気なくお花をもらったりしますけれど、花に対しての思いが僕のなかで変わってきた気がします」と話され、その後作品をじっくりと鑑賞されました。
特に岐阜城の大砂物のシーンを再現した森部隆教授の大作を観て「作品の前でずっと観ていたい。花からパワーをたくさんもらいました。」と語られていました。
高島屋会場は14日まで(池坊会場は11日から14日まで)。是非お越しくださいませ。
開会式の様子
左から山内副知事、門川市長、家元、次期家元、吉田栄作氏
次期家元の大作
花戦さの世界展
森部隆教授の「岐阜城の大砂物」
会場外に設置されたキャスト11名の巨大パネル