アメリカ「池坊ニューヨークシティー支部30周年記念行事」を開催しました
10月15日(土)と16日(日)に、アメリカ・ニューヨーク市にあるジャパンソサエティー(Japan Society)で、池坊ニューヨークシティー支部設立30周年記念行事が開催されました。日本からも池坊各支部、支所から、会員39名が参加し、北米の池坊会員と共に、行事を祝いました。
開会式では、別所浩郎国連大使、髙橋礼一郎ニューヨーク総領事及び櫻井本篤ジャパンソサエティー理事長が出席され、家元池坊専永と共に、テープカットを行い、会場の作品を鑑賞しました。家元による立花新風体を含め、同会場に展示した作品は70瓶。ニューヨーク当地の花材を使った個性豊かな作品が会場を彩りました。
花展のほか、家元によるデモンストレーションが実施され、「命をいける」をテーマとして、池坊いけばなの哲学を紹介し、9作を披露しました。小林春荘池坊中央研修学院教授と全米いけばな特別派遣講師の中村正和氏による礼式生けも行われ、別所国連大使ご夫妻を始め、約260名の観客から好評を博しました。
また、10月14日(金)の懇親昼食会で、家元による華道功労敬老表彰と記念盾の授与式が行われ、日本とニューヨークシティー支部の会員との交流を深めました。10月13日(木)に、池坊北米各支部とスタディグループの会員が集まり、小林春荘教授による立花講習会と中村正和全米特派講師による自由花の講習会に参加し、楽しく会話が弾み、充実した勉強ができました。
テープカット
会場の様子
家元作品
家元と来賓が作品を鑑賞
家元巡視
懇親昼食会
家元デモンストレーション
礼式生