「池坊学校華道優秀校」として山脇学園中学校（東京都）を表彰しました

12月18日（金）、一般財団法人 池坊華道会 事務総長 池坊雅史が山脇学園中学校（東京都）を訪問し、学校表彰を行いました。

同校は平成12年より池坊いけばなを導入し、琴や礼法と併せて、道徳の授業にて、中学2・3年生　約500名が取り組んでいます。

授業前に、池坊雅史事務総長より森野茂雄学校長代行へ賞状と記念品を授与させていただきました。

その後、授業を見学し、冒頭、池坊雅史事務総長より「華道を学ぶ意味」をはじめ、「花の命を大切に出来ることは他者への思いやり、共感に繋がる。また、年間8回という四季を通した取り組みは、季節を理解し、季節を感じる心が育まれている。華道を通して得たことをいかして、世界で活躍して欲しい」と講義を行いました。

講義後は、生徒たちとコミュニケーションを取りながら、実技の様子を見学し、同日、活動が行われていた華道部の様子も見学し、学校表彰を終了しました。

森野学校長代行から池坊いけばなを導入した経緯や思い、特に2020年 大学入試の改革（知識重視型から創造的思考力型への改革）を見据え、卒業後も伝統文化“華道”を通して、どんなことを学んだか、どのように役立てられるか、応えられる力を生徒に付けてもらいたいなど、取り組みを通した思いをお話しいただきました。

◆学校表彰とは…
学校表彰は、平成25年度より新たに設けた表彰制度であり、熱心に華道の普及・振興にお取り組みいただいている池坊学校華道実習校に対し、感謝の意と敬意を表し、「池坊学校華道優秀校」として表彰を行っています。