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2015.06.25
京都・下鴨神社 「井浦新写真展」にて、いけばな展示
世界遺産である京都・下鴨神社が、今年、第三十四回式年遷宮を迎えられます。その奉祝として、俳優の井浦新氏が、同神社の神服殿にて「井浦新 写真展 御生(みあれ)」を開催されています。
井浦新氏は、この写真展を開催される前に、池坊本部にて池坊由紀次期家元と対談し、初めていけばなにも挑戦されていました。対談については、月刊誌「ざ・いけのぼう」9月号(8月10日発売)にて掲載の予定です。
この写真展は、下鴨神社の第三十四回式年遷宮奉祝事業として、井浦新氏が2年間を通じて下鴨神社の自然や祭、神事を撮影した写真展です。この写真展開催と、また、第三十四回式年遷宮を迎えられたお祝いの意味を込めて、池坊として神服殿に立花を展示いたしました。
写真展のテーマである「御生(みあれ)」をイメージし、「永遠」を表す常緑の松を中心に、シャレ木、笹ユリを用い、過去・現在・未来と続く命の営みを二方面の立花新風体で表現しました。
いけばな作品は、内覧会の6月19日とオープニングの6月20日・21日の3日間展示しましたが、写真展は、9月30日まで開催されています。
常緑の松を使った立花
下鴨神社 神服殿での作品展示
写真展をされている神服殿内からも、立花を見ることができます
夜に見る作品も、雰囲気が変わって良いです