見学・体験レポート
2024.10.12

ミスキャンパス立命館2024ファイナリストがいけばな体験

9月20日(金)、ミスキャンパス立命館のファイナリストが文化体験として池坊でいけばなをいけました。毎年恒例のミスキャンパス立命館のいけばな体験は、ファイナリスト6名のうち長房怜亜さんと丸山実桜さんの2名が参加されました。

お二人は、最初に華道発祥の地・六角堂を見学。池坊総務所の主任研究員から六角堂の歴史などについて説明を受けた後、池坊ビル3階のいけばな資料館で池坊いけばなの歴史について説明を受け、いけばなの知識を深めました。

その後、ファイナリストと実行委員会スタッフは家元道場に移動。
華道家元池坊 池坊雅史事務総長が激励に訪れ、ファイナリストたちに「華道の良さは花木の命と向き合うということ。華道を1年間している人は路上に生えている名もない花にも気づくし、踏まない。今日の体験で、先生の後ろ姿を五感で感じて、何かを持って帰っていただければ」とメッセージを送りました。

続いて、いけばなの体験を行いました。講師の池坊京都支部・星野美由紀氏から池坊いけばなについて説明を受け、コスモス、オンシディウム、リンドウ、カゼクサ、キイチゴを用いた自由花のデモンストレーションを見学。ファイナリストたちは、講師のアドバイスを受けながら、それぞれの思いを込めた作品をいけました。

体験後、長房さんは「自分で思いを表現するのは好きなので、いけばなは自分に合っていると思う。リンドウに惹かれたので、主役のリンドウが支えあっている様子を表現した。脇役にはコスモスを使った」、丸山さんは「今まで歴史を深く学ぶ機会がなかった。いけばなは昔はほぼ男性だったのが、いまはほとんどが女性。時代の流れによって変わっていくのがよくわかった。明るい色が好きなので、上に明るい色のオンシディウムを持ってきて主役にした」と話しました。

華道家元池坊では、ミスキャンパス立命館をはじめ、ミスインターナショナルのいけばな体験など、さまざまな団体の文化活動に協力しています。

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