イベントレポート
2024.09.18
男花展 “夏の東京2024” を開催しました
(一財)池坊華道会では、8月3日と4日の2日間、男花展"夏の東京2024"を池坊東京会館 1階ロビーで開催しました。
10年目の開催となる本展は、東京都をはじめ神奈川県や千葉県などから64名の花を愛する男性が参加。
初参加は15名で、5歳から84歳まで幅広い年齢の男性会員が『俺の夢!』をテーマに作品を展示しました。
3日9時からは公開いけ込みが行われ、暑い夏をさらに熱くさせる熱気あふれる会場には、個性的な力作が並びました。
池坊雅史事務総長による巡視が行われ、1点1点参加者から作品の説明やいけばなへの思いを聞くとともに、参加者を激励しました。また、池坊専好次期家元も来場、作品を鑑賞されたほか、池坊専宗青年部代表も交流会に参加し、参加者と交流されました。
各地域から集まった男性会員の皆さまのさらなる親交やコミュニケーションを深めることも目的のひとつである”男花展”。 いけばなの男性人口がまだまだ少ない中、同じ男性として刺激し合い、吸収し、次への目標をもった方も多いようです。
参加者からは、「年々、作品のクオリティが高くなっている。若い方を中心に新しいいけばなが創造されていく様子を間近で見ることができて、青年部花展や社中展の花席作りの参考になる。」「男ばかりの花展とは想像がつかずに参加したが楽しかった。来年に向けてさらにお稽古に励みたい。」などといった嬉しいお声をいただきました。
これからも池坊では日々お稽古に励む会員の皆様の活躍の場を積極的に設け、若手会員の育成や地域を活性化させる振興事業を展開していきますので、会員の皆様のご参加をお待ちしております。