第46回華道家元池坊北陸三県連合花展が開催されました

福井市のショッピングシティ・ベル あじさいホールで10月13日から18日まで、「次世代に伝えたい花の美」をテーマに第46回華道家元池坊北陸三県連合花展が開催されました。期間中、池坊専好次期家元はじめ北陸地方の（一財）池坊華道会会員の作品が約460瓶展示されました。

初日には開会式が行われ、来賓の方々、池坊専好次期家元、堀啓子大会長（福井支部長）が出席の中、テープカットが行われました。開会式後には次期家元による巡視が行われ、1作ずつ出瓶者に声を掛けられました。

会場には、イチョウや紅葉したドウダンツツジなどを使った秋の彩りが表現された作品や、いけ手の独創的な感性が光る作品が並びました。次期家元の花席はロウヤガキや白グミ、コスモスなどを使った立花新風体が展示されました。また、池坊中央研修学院からは西田永教授、倉田克史准教授が参加し、花展を盛り上げました。

コンクールは、華道家元賞に山田知子氏（敦賀支部）の作品が選ばれました。2年ぶりの開催に会場にはたくさんの方が来場されていました。