岡山県の西大寺会陽で大作「春を呼ぶ花」を献花奉納

岡山市東区の西大寺観音院で2月19日、岡山県内で池坊華道を学ぶ青年部の有志たちによる大作いけばなが献花奉納されました。
同院は、500年以上続く国の重要無形民俗文化財「西大寺会陽」で有名な寺院で、いけばなの献花奉納はその一連行事にあわせて行われました。

当日、岡山県内の青年部約30名が集まり、4メートルの竹やレンギョウ、コデマリ、菜の花など春の花材を用いて、春を呼ぶ大作自由花を制作しました。
初めて参加した青年部員は「有名な西大寺会陽の地で献花奉仕に関われるのは幸せです。またこのような大きなお花も初めての経験でした」と感想を述べました。

献花の展示は3月5日(日)まで行われ、期間中、地元の会陽護持グループ「林グループ」の皆様に水やり等のご協力をいただきます。

「備前平野に春を呼ぶ」といわれる西大寺会陽、ぜひご覧ください。