男花展“冬の福岡2022”を開催しました

（一財）池坊華道会では1月21日と22日、男花展“冬の福岡2022”をアクロス福岡 2階交流ギャラリー（福岡市）で開催しました。

本展はこれまで、京都と東京でのみ行われてきましたが、2022年度より全国展開をスタートし、７月の広島に続いて２ヵ所目、初めての九州・福岡での開催となりました。

今回は、佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島の九州全県のほか、愛知・京都からも集まり、22支部46名の会員が参加しました。参加者は「俺の夢！」をテーマに作品をいけ、水仙や梅、ボケなど、この時期ならではの花材を使った作品や苔を使用して自然を表した作品、手作り花器にいけられた作品など、多彩ないけばなが並びました。また、作品横には将来の夢やいけばなの目標など、1人ひとりの夢が書かれたカードが展示され、作品と合わせて鑑賞いただきました。

参加した大学4年生の西本慎一朗さん（小倉支部）は、「自分がいけた作品を来場者がじっくり見ていたり、写真を撮っていたりするところをみて、とても嬉しかった。交流会にも参加し、たくさんの仲間ができて楽しかった。」と感想を話しました。

来場者からは、「男性がいけばなをするイメージは無かったですが、力強い作品からウサギのマスコットを使った可愛らしい作品まで、表現が幅広く、とても面白かった。」「コメントカードを読むと、どのような方の作品なのかイメージできて、より楽しかった。」という感想が聞かれました。