2022年度 冬季研修講座(京都)を開講しました
2022年度 冬季研修講座(京都)を開講しました
12月8日(木)から13日(火)まで、華道家元池坊において冬季研修講座(京都)を開講しました。2日ごとの3日程で全19コースでのべ396名が受講されました。
冬季ならではの「水仙」や「松竹梅」を使ったコースや「和洋で考える小さな砂物」「立花新風体(上級)」「身近なタペストリー」など多彩なコースが開講されました。また、アメリカ、オーストラリア、台湾、中国と海外から参加された方もあり、冬のお稽古を楽しむ6日間となりました。
受講者インタビュー
A日程「目指せ!自由花大全②」コース
東濃支部(左)中嶋よ志江さん(右)藤田美八子さん
ご受講のきっかけは?
中嶋さん:来年度は本部花展のテーマが「自由花」と知り、発想をもらうために以前から習いたいと思っていた佐々木康人先生のコースを選びました。長年、中央研修学院やゼミに通っていますが、研修講座を受講したのは初めてで、弟子全員に受講を呼び掛けたところ藤田さんが一緒に参加してくれました。
藤田さん:中嶋先生に声をかけてもらい、初めて京都の本部に来ました。
参加の感想をお聞かせください
中嶋さん:普段は「先生と生徒」の関係ですが、この2日間はお互い「生徒」として同じ方向を向く時間を共有できました。食事も一緒にして有意義な2日間でした。
今後の目標は?
中嶋さん:弟子の中から一人でも多く研修講座に参加してもらう様にしたいです。
藤田さん:中央研修学院の受講を目指します。
C日程「暮らしの自由花のアイデア」コース
台湾華初支部 Calvin Shaoさん
B日程 「伝書『生花初伝』に学ぶ」、C日程「暮らしの自由花のアイデア」2コースを受講しました。台湾では入手できない「松竹梅」にチャレンジ出来たことにとても感謝しています。また、台湾でとても有名な野田学 教授から直接学べたことに感動しました。的確なアドバイスや素早い手直しが素晴らしかったです。ようやく日本へ来られるようになり、貴重な経験を得ることができました。
次年度から中研へ入学するために、現在レポートを書いています。台湾では花楽の通販でしか素材等が買えないため、実際に店舗で質感やサイズを確認できる京都の環境は本当に恵まれていると感じました。素晴らしい教授陣の授業を受けられる日を心待ちにしています。