イベントレポート
2022.12.09
ミス・インターナショナル世界大会2022出場者がいけばな体験されました
第60回ミス・インターナショナル世界大会2022の出場者が12月2日、池坊東京会館に来訪し、いけばな体験されました。
ミス・インターナショナル世界大会は、国際社会に貢献しようとする志の高い女性たちが「美と平和の親善大使」として集い、互いに交流を深めることを目的に大会へ参加されています。
華道家元池坊では、ミス・インターナショナル世界大会の日本文化体験の一環としていけばな体験を実施し、出場者にいけばなの持つ精神性や美感などを学んでいただく機会を提供しています。
今回は出場者66名が参加され、講師は茅野真弓氏(諏訪支部)と藤田直美氏(東京千代田会支部)が務めました。
出場者は初めに、池坊東京会館1階の和室で茅野氏の「礼式生け」を見学、その後、6階講堂に場所を移し、藤田氏によるいけばなの講義を受けました。いけばな体験では「家族」をテーマに、ストレリチア、ピンポンマム、クジャクソウ、ニューサイランなどを使った自由花をいけました。
それぞれに花のいかし方が違う個性ある作品が完成すると、出場者は自身の家族をどのように表現したかなど、作品に込めた思いを語り合いました。体験後には出場者から「日本の伝統文化を体験できて嬉しかった」「実際にやってみると、とても集中でき楽しかった」といった声が聞かれました。
ミス・インターナショナルの世界大会は12月13日に東京で開催され、池坊専好次期家元が審査員を務めます。