華道家元池坊が「第9回 ベスト・プロデュース賞」を受賞

華道家元池坊が「2022年度 第9回 ベスト・プロデュース賞」を受賞しました。

同賞は、一般社団法人日本生活文化推進協議会が、古き良き日本文化の継承や柔軟でグローバルな思考で世の中にムーブメントを起こすなど、新しい時代を切り開く未来への創造と向き合う、人、プロジェクト、企業、団体を表彰するもので、今回、華道界で初の受賞となりました。

リッツカールトン大阪で11月7日に行われた表彰式には、池坊を代表して池坊専好次期家元、池坊雅史事務総長、山田誠華評議員（西大阪支部）、優谷省子評議員（大阪中央橘会支部）、川瀬健一氏（花市商店代表取締役社長）が登壇し、賞状並びにトロフィーを受け取りました。

次期家元は受賞に際して「伝統文化とは同じことを繰り返していると思われがちだが、変わらない理念を持ちながら、時代の変化に応じて次の時代に繋がるような地道な取り組みをしてきたところが評価されたのだと思います。この受賞を励みに、これからも更に時代に合わせてプロデュースして参ります」と挨拶しました。

表彰式に続いて開催された懇親会では、池坊中央研修学院の野田学教授と土屋郁剛准教授が登壇し、野田教授の解説のもと、土屋准教授による松やバンダを用いた立花新風体のデモンストレーションが披露され、会場を盛り上げました。

今回、池坊以外にも、一般財団法人日本女子プロゴルフ協会、高松建設株式会社／株式会社金剛組、阪神園芸株式会社が受賞されました。