イベントレポート
2022.02.25
第68回 太宰府天満宮献華祭を執り行いました
第68回太宰府天満宮献華祭が穏やかな晴天に恵まれ、境内の梅もほぼ満開となった2月20日、福岡県太宰府市の太宰府天満宮本殿で行われました。
昨年は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため中止となった参進の儀が復活し、献華奉仕者の一行は午前10時に西鉄太宰府駅前を出発、華やかな花車と共に参道を練り歩きました。
続いて本殿で、池坊華道会評議員 坂口和代氏(佐賀一誠社支部前支部長)と佐賀県連合支部長 原恭子氏(佐賀春陽社支部長)が、西山郁子氏(佐賀一誠社支部)、安藤久美子氏(佐賀春陽社支部)の介添えで紅梅と白梅の生花をいけ上げ、神前に奉納されました。その後、華道会常務理事 多久島良子氏(唐津支部)、華道会理事 小夏一耕氏(熊本支部)が家元代理として玉串拝礼を行いました。
奉仕者らは「無事に務めることができて良かった」「この伝統文化が長く続くように陰ながら一生懸命やっていきたい」などと話していました。また、参拝者の中には佐賀県の地元の会員たちの姿も見られました。
天満宮回廊では、奉賛いけばな展が2月18日から21日まで前・後期に分けて開かれ、九州各地の会員152名が出瓶しました。去年はコロナウイルスの影響で地元の支部の会員のみの出瓶でしたが、今年は例年の規模で開催されました。