岡山・西大寺会陽で大作「祈りの花」を献花奉納

2月20日（日）、岡山市東区の西大寺観音院に、岡山県内で池坊華道を学ぶ青年部の有志たちが、コロナ終息の祈りを込めた大作いけばなを献花奉納しました。

西大寺観音院は、500年以上続く国の重要無形民俗文化財「西大寺会陽」で有名で、献花奉納はその一連行事にあわせて行われました。

岡山県内で華道を学ぶ約30名が3メートルを超えるしだれ柳とコデマリ、レンギョウなど春の花材を用いた大作自由花を制作しました。
昨年に続き参加された池坊水島支部の樋口加奈青年部長は「コロナ禍でなかなかお稽古もできない日々ですが、みなさんと集まれて、大好きなお花に触れながら、お花の好き同士で会話ができる時間。とても貴重で楽しかったです」と話されていました。

展示は3月6日(日)まで。地元の会陽護持グループ「林グループ」のみなさまに水やり等のご協力をいただきます。

コロナ終息の祈りが込められた大作をぜひご覧ください。