2021年 春のいけばな展「池坊中央研修学院祭」を開催しました

3月19日～22日まで、六角堂境内、家元道場および池坊会館で春のいけばな展「池坊中央研修学院祭」を開催いたしました。昨年は新型コロナウイルス感染症の感染防止のため中止となり、2年振りの開催となりました。恒例の4月開催を3月に変更して初の開催となった今回は、六角堂のしだれ桜が見頃を迎えるタイミングでの開催となり、境内に咲く桜といけばな作品を同時にお楽しみいただける展覧会となりました。

六角堂境内には「つなぐ TSUNAGU」をテーマに池坊専好学院長、池坊中央研修学院研究員の大作を展示したほか、家元道場には 華道家元四十五世 池坊専永、学院長の作品、 特命教授、学術研究室ゼミ修了生の作品などを展示しました。

学院長 作品 自由花大作

家元 作品 立花新風体

池坊会館では教授、准教授、講師の作品および第44期総合特別科研究室、特修クラスの修了生、特別科卒業生の作品が発表されました。池坊の最高学府である池坊中央研修学院の教授陣の作品と、そこで学んだ修了生の渾身のいけばなが並ぶ、見応えある展示となりました。

期間中、竹内稔晴特命教授・佐々木康人准教授による教学研修会（オンラインでも配信）、今期で最後となる秋野仁教授古典立花研究室・森部隆教授立花研究室・井口寒来教授立花/生花研究室の展示エリアからFacebookライブ配信も行い、ご来場ができない方にもお届けいたしました。

荒天の時もございましたが、ご来場いただきました皆さま、誠にありがとうございました。