池坊東海支部創立100周年記念花展が開催されました

「花の歩み・季(とき)を伝え」池坊東海支部 創立100周年記念 いけばな池坊展が、2月13日～17日まで愛知県刈谷市産業振興センター あいおいホールで開催されました。

13日の開会式には華道家元四十五世池坊専永が出席し、大村秀章 愛知県知事もご来場されました。

東海支部は大正9年10月の「六角堂池坊出張所」設立から数えて100年となります。三河地方の池坊の記録は支部創設前の約300年前の享保期まで遡ることができ、脈々と地域に根差した活動をされ今日に至りました。今回は特別に支部の歴史をパネルで紹介するコーナーを設置され、三河地方の華道発展の歴史が紹介されました。

会場には、長年支部活動を支えてこられた功労者の作品をはじめ、生活空間をつくった「しつらえ席」、青年部の大作など、また、同支部所属で池坊中央研修学院の特命教授の三浦友馨氏、客員教授の小林義子氏の作品も展示され、前後期で300作を超える作品が展示されました。

宮田喜久和支部長は「なんとか開催できてホッとしました。これも支部員皆さんの協力のお陰です。この歴史が続くように精進して参ります」と笑顔で語られました。

※三密対策、検温など新型コロナウイルス感染症対策を徹底の上、開催されました。