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2021.01.14
初代・池坊専好が活躍する小説『花戦さ』の中国語(繁体字)訳が出版されました
2017年に上映され、第41回日本アカデミー賞優秀作品賞に選ばれた映画『花戦さ』の原作本の中国語(繁体字)訳が、2020年12月25日、台湾の想閱文化有限公司から出版されました。
『花戦さ』は室町時代から戦国時代に活躍した家元・池坊専好(初代)の物語で、時の権力者・豊臣秀吉との対立や、茶人・千利休との交流、前田利家邸に立てた7.2mの大砂物などが描かれ、歴史小説でありながらエンターテインメントに溢れる小説です。
このたびの出版にあたり、2017年に池坊嘉義支所から招待を受け、映画を観覧された嘉義市の黄敏惠市長が、池坊華道の美学と精神が嘉義市をより一層美しい都市に導くとして、同書の推薦者となり、嘉義市の小学校および中学校に同書を贈呈することになりました。
※写真は黄市長(右から3番目)と池坊嘉義支所の皆さん