3連休の初日である9月22日(土)に、アクロス福岡 交流ホールで「Ikenobo 花の甲子園2018」九州沖縄地区(北)大会を開催しました。
今大会には福岡県から11校、佐賀県から4校参加し、計15校により同地区代表校の座を巡って熱戦が繰り広げられました。
本大会には普通科高校だけでなく、農業高校や高等専門学校の皆さんも参加してくださり、取り上げるテーマもオリンピックなどの時事ネタから学校のこと、九州北部での水害からの復興と幅広く、着眼点の良さや発想の豊かさが感じられる大会となりました。
審査の結果、佐賀県立唐津南高等学校が3年連続6回目の優勝。出場者のうち2人が昨年に引き続いて全国大会に出場することとなり、昨年の全国大会では2部に進めなかった悔しさをばねにがんばり、今年はそれを超える成績を目指したいと今から心に堅く誓っていました。
また今大会は近畿地区大会に続き、地域の花卉生産者や卸・小売業者などによる花卉振興団体「花あふれる福岡推進協議会」(事務局:福岡県 園芸振興課)の協力により、地元 福岡県産のケイトウを調達し、出場者の皆さんにお使いいただきました。
地元産花材の使用を通じ、自身が住まう地域でも沢山の花材が生産され、そしてそういったものに支えられているからこそ日々楽しくいけばなをすることができるということが、出場された皆さんのみならず、応援に来てくださった皆さん、観客の皆さんに伝われば幸いです。
◇「Ikenobo 花の甲子園2018」九州沖縄地区(北)大会 開催概要
・審査結果
優勝:佐賀県立唐津南高等学校
2位:早稲田佐賀高等学校
3位:久留米工業高等専門学校
4位:福岡県立久留米高等学校
<敢闘賞>
福岡県立大牟田北高等学校
福岡県立香住丘高等学校
福岡県立光陵高等学校
福岡県立福岡農業高等学校
久留米市立南筑高等学校
博多高等学校
福岡雙葉高等学校
美萩野女子高等学校
明光学園高等学校
佐賀県立唐津西高等学校
龍谷高等学校
・審査員
福岡県教育庁 教育振興部 高校教育課 指導主事 紙田 墾 氏
福岡市 経済観光文化局 文化振興課 文化推進係 手嶋 貴洋 氏
九州朝日放送 テレビ営業局 テレビ営業局長 江原 竜彦 氏
花あふれるふくおか推進協議会 事務局 綾戸 保 氏
一般財団法人池坊華道会 事務総長 池坊 雅史 氏
一般財団法人池坊華道会 常務理事 多久島 良子 氏
一般財団法人池坊華道会 常務理事 高鍋 和宜 氏
一般財団法人池坊華道会 理事 中山 濱子 氏
一般財団法人池坊華道会 評議員 大塚 タカ子 氏
池坊短期大学 華道講師 今川 清 氏