花展・イベント

いけばなの根源池坊展 「とらわれのない美」 大阪花展

大きな不安が世界を包み、
日々の生活や価値観も大きく揺らぎました。
時代が変化するなかでは、
既成概念やこれまでの型が通用せず、
私たちは戸惑います。

いけばながこれまで続いてきたのは、
古くから伝わるものに学びながらも、
常に時代を感じ、
“今の花”をいけてきたからにほかなりません。

華道家元池坊は、
たゆまず花をいけ続けます。
過去に戻るのではなく、
昨日の自分に縛られず、
「とらわれのない美」を求めて。

◆見どころ

彩り豊かな春の作品約300作
華道家元四十五世 池坊専永、次期家元 池坊専好の大作をはじめ、近畿地区で活躍する池坊の華道家によるいけばなを、期間中、のべ約300作展示します。春の花材が彩る豊かな世界をご堪能ください。

祈りの花 立て花
いけばなは、六角堂の僧侶が朝夕仏前に真心から手向けた花から始まりました。
その原点に立ち返り、安寧の願いを込め、立て花を展示します。

Inspired by Flowers
池坊が美しさの根源とする「命の美」。
社会が変容する今、華道家たちは植物から何を受けとめ、どのように表現するのか。
本コーナーでは、型を持たない自由花で時代の美に挑戦します。

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