花展・イベント

【終了しました】特集展示「京都博覧会と池坊」「薩摩藩士 毛利作右衛門のいけばな人生」

華道家元池坊のいけばな資料館では、年1回特集展示が変わります。池坊に伝わるいけばなに関する資料や六角堂の寺宝などを、特集のテーマに合わせて展示、紹介します。

京都博覧会と池坊

明治時代、東京遷都により経済が停滞し消沈する京都のムードを払しょくするべく開催された「京都博覧会」。明治5年に第1回が開催され今年で150年になります。池坊では、第1回からいけばなを出瓶し、四十二世家元の池坊専正や門弟らによって作品の展示がなされました。いけばな資料館では、「京都博覧会と池坊」と題し、当時の資料や記録から池坊のいけばなが博覧会で果たした役割を振り返ります。

薩摩藩士 毛利作右衛門のいけばな人生

江戸時代、九州で活躍した薩摩藩士の門弟・毛利作右衛門に焦点を当てる。毛利作右衛門は京都の池坊でいけばなを学び、琉球にも池坊を広めた人物。作右衛門がまとめた『立花聞書集』や『生花聞書図(古代生花図巻)』は、当時の家元・池坊専養による校閲を受け、相伝されました。いけばなを修練し地域へ伝えようとする作右衛門の人生から、池坊伝承の歴史の一端に触れます。

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