花展・イベント

いけばなの根源池坊展 聖徳太子千四百年大遠忌記念「和と美」 仙台三越(仙台花展)

「和をもって貴しとなす」
紫雲山頂法寺 六角堂。聖徳太子が創建したこの寺では、代々の住職は朝夕、仏前に花を手向け、それが時代を経ていけばなとなりました。
聖徳太子の"和の精神"は、多様性を尊ぶ池坊のいけばなのあり方を形づくりました。

一つの作品の中に、長短・高低・大小さまざまな草木が色とりどりに調和するさまは、まさに太子の和の精神ががいけばなの美として結実したものといえます。

先人たちが受け継ぎ、磨き上げてきた和と美のこころ。
今に伝わる技と心をお楽しみください。

◆見どころ

彩り豊かな春の作品約250作
「和と美」をテーマに、華道家元四十五世 池坊専永、次期家元 池坊専好の大作をはじめ、東北地区で活躍する池坊の華道家によるいけばなを、期間中、のべ約250作展示します。春の花材が彩る豊かな世界をご堪能ください。

聖徳太子といけばな
華道家元池坊では2021年11月から2022年10月を大遠忌期間とし、期間中に開催するいけばなの根源池坊展では、六角堂に伝わる太子の資料や仏教といけばなを繋ぐ「三具足」の展示、聖徳太子の逸話などをテーマにしたいけばな作品を展示するコーナーを設けます。太子といけばなのエピソードやいけばなの歴史など大遠忌を記念する本展ならではの展示をご覧いただけます。

新企画!いけばな植物園
バラ科・アヤメ科・蘭・観葉植物・東北の花、5つの植物のカテゴリーに分けていけばなを展示するコーナーです。それぞれの植物がもつ魅力を"いけばな”ならではの表現でお見せします。よく知るあの花の新しい魅力に気がつくかもしれません!?

オンライン花展
池坊公式Facebookでは、本展の様子を写真や動画で皆様にお届けします。

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