2018台日親善池坊展が開催されました
2018台日親善池坊展が12月7日から12日まで、台北新光三越信義新天地A9で開催されました。6日間の期間中、約17000名の観覧者が来場し、週末、平日を問わず、会場は常ににぎわっていました。台湾のテレビ局「東森新聞」、「民視新聞」、「客家新聞」より取材があり、花展の情報を台湾全国に伝えました。
3年に1度開催されるこの花展には、華道家元四十五世 池坊専永、次期家元 池坊専好を始め、池坊中央研修学院の秋野仁教授・佐々木康人准教授・柿沢正一研究員、日本各支部から選抜された「台湾いけばな特派員」6名【前期:大澤美穂子(郡山支部)、佐々木美樹(陸前高田支部)、國分梨絵(仙台中央会グループ)、後期:吉田由美(千葉県華秀会支部)、三宅敬子(岡山橘支部)、藤墳知子(京都支部)】が参加。また、インドネシア・マレーシア・タイ・シンガポール・香港から19名の門弟及び500名以上の台湾各支部・支所の門弟が集まり、計566瓶の作品を展示しました。
期間中、台湾に初上陸したIKENOBOYSステージを柿沢研究員が実施。また「台湾いけばな特派員」がデモンストレーションや公開いけこみ、会場ガイド、いけばな体験を担当し、台湾と日本の交流を図りました。多彩なイベントを多くの方に楽しんでいただき、好評をいただきました。
さらに、柿沢研究員及び前期特派員は東呉大学及び台湾大学の日本語学科を訪れ、池坊いけばなを紹介し、デモンストレーション、花展の宣伝を行いました。学生たちは交流を通じて、日本文化に対する理解を深めました。
盛況のうちに花展は終了し、観覧者から、「大変楽しい」、「お花はきれいで勉強になった」、「毎日来ている」など嬉しいお声掛けをいただきました。また、出瓶者は「いろいろ大変だが、有意義な花展となって本当によかった。引き続き頑張る」と話していました。幕を閉じましたが、次に繋がる花展となりました。
家元作品
次期家元作品
開幕式
家元巡視
次期家元巡視
にぎわう会場
入場待ちの観覧者
佐々木康人准教授、秋野仁教授、柿沢正一研究員
IKENOBOYS STAGE
台湾いけばな特派員デモンストレーション
台湾いけばな特派員公開いけこみ
会場ガイド
いけばな体験
台湾ニュース番組の報道
東呉大学日本語学科学生との交流
台湾大学日本語学科学生との交流