家元・次期家元
2019.03.03

京都・三十三間堂で、池坊専好が献華式を行いました

京都・妙法院門跡三十三間堂の恒例行事「春桃会-ももの法会-」が、本年も3月3日(日)に執り行われ、池坊専好次期家元が献華式を執り行いました。

この献華式は、平成17年(2005年)から毎年、京都支部の会員のご協力のもと、行っている行事です。
5年ごとに、池坊専好次期家元が献華を行っており、その他の年は、京都在住の池坊中央研修学院の教授陣が献華を行っています。今回で、池坊専好次期家元の献華は4回目となります。

今回、次期家元が専好を襲名して、初めての献華式となりました。六角堂・池坊と妙法院とのつながりは深く、二代池坊専好まで遡ります。 二代専好の立花図を集成した「立花之次第九拾三瓶有」(重要文化財・池坊総務所蔵)に、妙法院で立てられた立花の図があり、 今回、その絵図を参考に立花を立て、奉納しました。

今年は、雨がぱらつく天気でしたが、日曜日の法要であり、大変多くの参拝者がいらっしゃり、足をとめて、若宗匠の献華を興味深く見ておられました。 また、この献華式に併せて、京都支部の会員20名による、奉賛いけばな池坊展も開催し、春の花材を多く使った作品が、参拝者の目を楽しませていました。

◆「春桃会-ももの法会-」での献華概要
日時:3月3日(日)
場所:妙法院門跡三十三間堂 本堂内
次第:北門付近で奉仕者らが隊列を組み進発し、本堂へ入堂後、国宝・千手観音坐像前にて献華
花展:「奉賛いけばな池坊展」は本堂内で開催

本堂まで参進

池坊専好次期家元の献華

池坊専好次期家元の献華

奉納したいけばな

記念撮影

池坊京都支部による奉賛いけばな池坊展

池坊京都支部による奉賛いけばな池坊展

池坊京都支部による奉賛いけばな池坊展

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