レジリエント・シティ京都市民フォーラムに次期家元池坊専好が登壇しました
2018年1月20日(土)京都市中京区の堀川音楽高等学校で開催の京都市主催、京都教育懇話会共催のレジリエント・シティ京都市民フォーラム「課題挑戦都市・京都,私たちが今できること〜しなやかな未来社会を創る人づくり〜」の第2部のパネルディスカッションにおいて次期家元池坊専好が登壇しました。
第1部は京都市立芸術大学学長 鷲田清一氏が講演をされ、京都をオルタナティブがたくさんある街にしていく必要があると話されました。
第2部のパネルディスカッションでは、京都市統括監の藤田裕之氏がコーディネーターを務め、堀場製作所代表取締役会長兼社長 堀場厚氏、京都私立幼稚園協会会長 升光泰雄氏、京都大学学際融合教育研究推進センター特定准教授 清水美香氏、次期家元の4名のパネリストを迎え、市民に対しあらゆる切り口で「レジリエンス」をわかりやすく展開しました。
その中で次期家元は、レジリエントシティに京都が選定されたことについて、いけばなを例に文化やスポーツがもたらす力について述べ、文化が醸成された健全さとしなやかさをもつ京都ならではの「京都モデル」が叶うのではないか、一人一人の意識と実践によりソフト面を強固にしていくことが可能ではないかと話しました。
門川市長も登壇され、市民と市が共に「レジリエンス」について考えを深めることができる市民フォーラムとなりました。
【レジリエント・シティとは】
あらゆる自然災害やテロ、サイバー攻撃といった混乱等に耐え、可能な限り早急に復旧し、また、少子化対策を含めた人口減少社会への取組など、都市の持続性の追求などにより、より強靭になっていく都市。ロックフェラー財団が2013年(平成25年)から3箇年をかけて、パリ、ロンドン、ニューヨーク、ローマなど世界の100都市を選定し、レジリエンスの構築に向けた財政的、技術的支援等を提供。京都市は2015年(平成27年)に応募し,平成28年5月に選定された。
京都市ホームページより