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2015.06.18

次期家元 池坊由紀が第30回「香・大賞」で講演を行いました

6月5日(金)、株式会社松栄堂が主催するエッセイコンテスト「香(かおり)・大賞」の授賞式が京都市国際交流会館で行われ、次期家元 池坊由紀が講演を行いました。
これは同社の社業である「香」にちなみ、香りについて自由に表現するエッセイのコンテストで、今回第30回を迎えられるにあたり、節目の行事として特別講演会が企画されました。

第1部では授賞式が行われ、2,780作品の中から選ばれた珠玉の作品に対し、惜しみない賛辞が送られました。
第2部は「新しい香りの言葉を求めて」というテーマの下、特別講演会が行われました。審査員である京都市立芸術大学学長 鷲田氏、元読売新聞文化部長 中田氏によるショートスピーチののち、池坊由紀が登壇。
「花、その美しさと香り」というテーマで、二代専好やその絵図に見る美しさのこと、作品の背後にある目には見えない情感を感じるいけばなと、香りという目には見えないものの共通項、チョコレートコスモスという色も香りもチョコレートそっくりな不思議な花のことなど、いけばなと香にまつわる様々な話を紹介しました。
また壇上には池坊由紀による作品が展示され、文字通り会場に花を添えていました。

応募作品のうち、各賞を受賞した作品や審査員によるエッセイが収録された作品集を、株式会社松栄堂が希望者全員に贈呈されます。
また、本年9月1日から、第31回「香・大賞」分の募集を開始されます。詳しくは、同社公式HPから「香・大賞」案内をご覧ください。

松栄堂公式HP


第30回香大賞

池坊由紀による講演

第30回香大賞

特別審査員賞の授与

第30回香大賞

全員そろっての記念撮影

第30回香大賞

作品いけこみ風景



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