イベントレポート
2024.10.31

日本いけばな芸術信越展が開催されました

公益財団法人日本いけばな芸術協会が主催する「日本いけばな芸術信越展」が10月9日から14日まで、新潟市の新潟伊勢丹6・7階特設会場で開催されました。

同展の新潟での開催は20年ぶりとなる今回、『はな すきになる。』をテーマに、同協会の役員および信越地区の会員の作品を中心に、27流派が総数174瓶のいけばなが前・後期に分けて展示されました。
池坊からは協会副会長の池坊専好次期家元、協会理事長の矢上哲己華道会理事(東京中央橘会支部)、協会参与で同展実行委員の中川雅風華道会理事(高岡支部)、新潟県と富山県の協会会員10名、一般出瓶14名、計27名が出瓶しました。

次期家元の作品は、シダレエンジュの野性的な姿を生かし、サンキライ、ハンギングへリコニアなどを用いて、秋の色の移りを表された自由花。池坊会員は5人・3人・1人席に池坊の伝統的な花から現代的な作品までを展示しました。
前期展の初日、会場入口にて同協会の名誉総裁である常陸宮妃殿下のご臨席のもと開会式が行われました。

会場には、新潟県の工芸会を担う若手作家が制作した花器を使ったいけばなも展示されました。

次期家元 作品

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