池坊研修講座「古典立花を学ぶ」1回目を開講しました

7月25日（木）・26日（金）の2日間、華道家元池坊にて池坊研修講座「古典立花を学ぶ」を開講しました。
今年度からの新規講座（年3回）で、古典ならではの時代背景や美観を当時の作風に学びながら、伝書や絵図に基づいた実技を通して理解を深める講座です。1回目は「二代専好の作風に学ぶ」をテーマに秋野 仁特命教授が担当され、受講生は蓮の直真立花をいけられました。初めての開講でしたが、日本国内はもとより海外から受講された方もあり、普段学ぶ機会の少ない古典立花に触れ、実りある2日間となりました。

受講者の声
・いつかいけてみたいと思っていた古典立花に思い切って挑戦しました。自分にはハードルが高いと思い込んでいましたが、とにかく楽しく、達成感がありました。古典立花だからと身構える必要がないと分かりました。

・現代の目で捉えた花材の使い方や配置、手法などを丁寧に教えてくださいました。初めての古典立花でしたが、2日で1作なのでじっくり学ぶことができました。

・今までの型にはまった枝遣いから解き放たれ、美しいお花について考えを深めることができました。自分の技術が伴わなかったので、もっと力をつけたいと思いました。

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