2022年度 夏季研修講座(東京)を開講しました
2022年7月28日(木)から31日(日)まで、池坊東京会館において池坊夏季研修講座(東京)を開講しました。A・B日程で全12コースがあり、同日開催の自由花・立花入門カリキュラム指導者講習会と合わせて合計287名が受講しました。
今回は、夏季ならではの「蓮」コースや「初めてのかきつばた」コースなどを開講しました。特に「和洋で考える小さな砂物」コースには多数のご応募をいただき、開講数を増やすほど盛況となりました。
3年振りの開催とあって、受講生の皆さんは講師の指導を少しも漏らすまいと熱心に参加され、期間中は外の暑さにも負けず東京会館内は受講生の熱気に包まれていました。
中村さんが自身の教室に通う朱さんを誘ってお二人で参加されていました。
朱さん:いつもの教室では自分より下の職位の方々が多いので新鮮な経験でした。
受講生の皆さんが楽しんでいけていた姿が印象的で、自分ももっと楽しまなければと思いました。
中村さん:全員花材のベースが同じなのに、受講生によって全く違う作品になって勉強になりました。
普段指導する身として生徒さんと一緒に参加するのは緊張する面もありましたが、良い機会でした。
真壁さん:小さな砂物ということで、普段はできない砂物に挑戦しやすいと思って受講を決めました。
夏季講座では決められた花材を生かすのも勉強になりました。
目黒さん:小さい砂物で、和洋、新風体、正風体など学ぶ内容がたくさんで大満足です。
講師の古川先生もご指導いただきたいとすぐに受講を決めました。また開講して 欲しいです。
3年ぶりの夏季講座ということで、A日程では自由花、B日程では立花の受講を決めました。こういう機会でないと学ぶことができない自由花の技を学ぶことができ、他の皆さんの作品も拝見できてとても勉強になりました。
※写真撮影時のみマスクを外しています
B日程 かきつばた・池中体コース 東京華道会支部 太田梓さん
現在、池坊中央研修学院の専門科Bに在籍していますが、「池中体」は聞いたことがあってもいけたことがなかったので受講を決めました。理論的にご指導いただき、学びが深まったと感じます。今後、山頭有草体など聞いたことはあるけれど、いけたことがないコースがあれば挑戦してみたいです。
普段なかなかいけることのできない季節の伝花である蓮をいけられるとあって参加しました。東京でいけられるというのも魅力的です。大変勉強になり、参加した甲斐がありました。