男花展“夏の広島2022”を開催しました

（一財）池坊華道会では7月30日と31日、男花展“夏の広島2022”を基町クレド6階翼の広場（広島市）で開催しました。

本展はこれまで、同会の有志により京都と東京で行われてきましたが、他の地域で活動する男性会員にも参加の機会を設けるため、本年より同会主催となり、初めての広島開催となりました。

今回は、岡山県、広島県、山口県などから15支部34名の会員の皆様が参加しました。参加者は「俺の夢！」をテーマに作品をいけ、ヒマワリやキキョウ、リンドウなど夏の花材を使った作品やワイヤーなどの異質素材と合わせた作品、ガラス花器にいけられた作品など、多彩ないけばなが並びました。また、作品横には将来の夢やいけばなの目標など、1人ひとりの夢が書かれたカードが展示され、作品と合わせて鑑賞いただきました。

初日のオープニングセレモニーには、来賓として内閣総理大臣夫人の岸田裕子氏と広島市議会元議長の山田春男氏がご来場され、池坊雅史事務総長の臨席のもと、開会のあいさつと巡視が行われました。

また、会場内では来場者を対象にいけばな体験会も開催されました。
両日とも猛暑の中ではありましたが、多くの方にご来場いただきました。