イベントレポート
2022.04.21
日中友好会館美術館「~四季礼賛~故宮+IKEBANA」でコラボレーション展示を行いました
東京の日中友好会館美術館で3月1日から4月17日、「~四季礼賛~故宮+IKEBANA」が開催され、中国の故宮博物院の写真と池坊のいけばなのコラボレーション展示が行われました。
本展は日中国交正常化50周年を記念し行われたもので、中国を代表する歴史的建造物である故宮の四季折々の美しい姿をとらえた約80枚の写真パネルと、日本の伝統文化であるいけばなが融合する展覧会となりました。
開催にあたって、主催する公益財団法人日中友好会館 会長代行 宮本雄二氏、故宮博物院 院長 王旭東氏、一般財団法人池坊華道会 事務総長 池坊雅史よりビデオメッセージが贈られ披露されました。動画は日中友好会館YouTubeチャンネル、故宮博物院のWeiboでも紹介されました。
いけばなは池坊東京連合支部所属の会員が担当し、週ごとにテーマカラーや花器の材質を変えて表現され、期間中、約90作展示されました。
3月1日と4月3日にはIKENOBOYSによるいけばなライブパフォーマンスも行われ展覧会を盛り上げると、3月27日と4月3日に行われたいけばな体験教室も満席となるなど好評を博しました。
また、会場の入口には、”みんなでつくろう!ダイナミックいけばな”と称し、来場者の方々にテーマカラーの花などを一輪ずついけていただく参加型の展示が毎週行われ、週ごとに大作が完成しました。
期間中、多くの方にご来場いただき、故宮といけばなのコラボレーションをお楽しみいただきました。
展示されたいけばなはFacebookの池坊公式アカウントで全作品を掲載しています。また、日中友好会館のFacebook、Twitter、YouTubeチャンネル(JCFC Museum)でも展覧会の様子をご覧いただけます。